第6回 マネーフォワードクラウドの使い方-仕訳入力(水道光熱費)-
- 2022/10/22
- 17:35
前回に引き続き今回は、「マネーフォワードクラウドの使い方」として、
「水道光熱費」の仕訳入力方法について解説していきます。
本来の水道光熱費は、電気、ガス、水道の公共料金が挙げられます。
ネット副業では、部屋の蛍光灯やパソコン、ルーターなどの電気代のうち、
仕事で使用している時間帯のみ家事按分で経費として計上することが認められています。
「水道光熱費」の仕訳入力方法について解説していきます。
本来の水道光熱費は、電気、ガス、水道の公共料金が挙げられます。
ネット副業では、部屋の蛍光灯やパソコン、ルーターなどの電気代のうち、
仕事で使用している時間帯のみ家事按分で経費として計上することが認められています。
![]() | これも家事按分ですか? |
仕事してない時間もあるし… | ![]() |
前回と同様に家事按分の計算方法について解説していきます。
例えば、その月の電気代が5,900円掛かった場合、下記の計算方法で3,894円が
水道光熱費として経費に計上できます。
例)全点灯時間 :15h
仕事時の点灯時間 :10h
家事按分 :10h÷15h=0.66
水道光熱費 :5,900円×0.66=3,894円
※家事按分については、税務調査の際に合理的な説明ができればOKです。
1.家事按分
例えば、その月の電気代が5,900円掛かった場合、下記の計算方法で3,894円が
水道光熱費として経費に計上できます。
例)全点灯時間 :15h
仕事時の点灯時間 :10h
家事按分 :10h÷15h=0.66
水道光熱費 :5,900円×0.66=3,894円
※家事按分については、税務調査の際に合理的な説明ができればOKです。
![]() | これも割合ですかね? |
そろそろ覚えようか… | ![]() |
2.仕訳事例
水道光熱費を現金払いと言うのは考え難く、殆どの人が銀行口座からの自動引き落とし
にしていると思います。
なお、「水道光熱費」は「費用の発生」になりますので借方(左)に記帳することになり、
貸方(右)には発生原因を記帳していきます。
例えば、「水道光熱費」を事業用口座から自動引き落としにしている場合は以下のような
仕訳になります。
借方 |
貸方 |
水道光熱費 3,894円 |
普通預金 5,900円 |
事業主貸 2,006円 |
|
家事按分した3,894円を「水道光熱費」として記帳し、発生原因を「普通預金」とします。
残りの2,006円は水道光熱費の個人利用分ですので経費とはならず、「事業主貸」と言う
勘定科目を使います。
次に、事業用口座からでは無くお財布代わりに使っている生活費用の
銀行口座から自動引き落としにしている場合は以下のような仕訳なります。
ネット副業で十分な利益が出るまでは、実はこちらの方が多いかもしれません。
残りの2,006円は水道光熱費の個人利用分ですので経費とはならず、「事業主貸」と言う
勘定科目を使います。
次に、事業用口座からでは無くお財布代わりに使っている生活費用の
銀行口座から自動引き落としにしている場合は以下のような仕訳なります。
ネット副業で十分な利益が出るまでは、実はこちらの方が多いかもしれません。
借方 |
貸方 |
水道光熱費 3,894円 |
事業主借 5,900円 |
事業主貸 2,006円 |
「水道光熱費」の発生原因を「事業主借」と言う勘定科目を使い「事業主が
ポケットマネーから支払った」と言う意味にしておきます。
※カード払いで支払っても「事業主借」になります。
では次にマネーフォワードクラウドで手動仕訳する方法を解説していきます。
マネーフォワードクラウドの確定申告から、「手動で仕訳」→「仕訳帳入力」を
クリックします。
ポケットマネーから支払った」と言う意味にしておきます。
※カード払いで支払っても「事業主借」になります。
3.手動仕訳の入力例
では次にマネーフォワードクラウドで手動仕訳する方法を解説していきます。
マネーフォワードクラウドの確定申告から、「手動で仕訳」→「仕訳帳入力」を
クリックします。
![]() | バッチリ出来ましたね! |
良しっ、バッチリだっ! | ![]() |

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